デルタ10-THCとは?
デルタ10-THCはTHCの異性体です。
違法成分という意味のTHCというのはデルタ9-THCのこと、別ものと思ってください。
なのでデルタ10-THCは合法で、我々も試すことができます。
THC、つまりデルタ9-THCと比べてキマるは半分程度。
更には副作用も少なめだそうです。
デルタ8-THCというのも存在しています。
THCCにTHCV・THCO・THCPと、THC類似体は他にもさまざま市場に出回っているようですね。
ここでは特にデルタ10-THCについて取り上げます。
その歴史や、デルタ8・9とかとの違い・使用上の注意点など詳しく見ていくこととしましょう。
デルタ10-THCの歴史
2019年とか20年に発見されて・作られたカンナビノイドも各種ある中で、デルタ10-THCは1984年に見つかっていますから比較的長い歴史を持つ成分です。
発見者はラファエルメシューラム。
合成方法についての論文を発表するも有毒な化学物質使用の危険なやり方だったためか、またしばらく歴史から姿を消すこととなるのです。
最近になってフュージョンファームという会社が偶然発見。
その後、Josh Josh Jones博士がより安全で信頼性の高い方法を発見しデルタ10-THCの製品化が実現することに。
確信的なこの方法は特許申請中です。
デルタ8や9との違いとは
8とか9とかあるのは、アイスクリームにさまざまなフレーバーがあるようなものとイメージしていけば良いでしょう。
キマるの強さや副作用など、少しずつ違いがありますが化学式は同じです。
原子の配置の違いが、特徴の違いを生み出しています。
8・9とありますが、デルタ2・3や6・7はデルタ10-THC以上に研究が進んでいない。
市場に出回り世界中で使用するだけの製品はまだこれからとの段階にあるようですね。
デルタ9-THCは自然のヘンプより採取されますが、他の異性体はいずれも科学的介入で生成されます。
合法だけど使用には要注意
デルタ10-THC、デルタ9-THCほどにはキマらないとはいえ、やはり少量から試されることをおすすめします。
偽物も多く出まわっているでしょうから、信頼できるサイトより購入すること。
デルタ10-THCって安全なのかどうか。
発見されたのは何十年も昔ですが、空白期間が多く研究はほぼ進んでおらず最近発見されたニューフェイスのカンナビノイドと状況は似たようなものです。
何らかの気になる作用が見られた際には、早めに使用を止めて医師に相談するようにした方が良いでしょう。
いつ違法認定されるかも分からないのです。